第二世代の 「メンテナンスIT」

 メンテナンスをITで管理するソリューションとして、EAM (エンタープライズ・アセット・マネジメント) システムやCMMS (コンピュータによるメンテナンス管理システム) が登場して久しい。 しかしこれらのソリューションの役割は、メンテナンスの作業管理にすぎない。 ただ、メンテナンスを確実にしかも生産性を向上させながら実施するには、EAMシステムやCMMSをサポートするためのソリューションが必要になる。 その役割を担うのは、時には3DCADデータであり、PMS (プロジェクト・マネジメント・システム) でもある。 「第二世代の 『メンテナンスIT』」 とは、EAMシステムやCMMSの機能をより充実させるサポートの役割を果たすものだ。

【総 論】
 第二世代のメンテナンスIT
 利用技術に軸足、EAMデータも有効に活用

 「第二世代のメンテナンスIT」 を彩るソフトウェア
 ライフサイクルを視野に入れるCADベンダー、PMSは複雑な業務に威力



   (Vol.335 2014年6月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部