市場と拠点、東南アジア 「二つの顔」

 東南アジアは、長年に渡り、わが国の重要なプラント市場だった。 この地域に、プラントが建設されるようになって、すでに40年ほどが経過している。 この半世紀近い時間の中で、膨大な量の技術が先進国から地域に移転されてきた。 これだけの技術を受け入れてきた地域のエンジニアリング企業は成長し、現在では、わが国エンジニアリング企業のパートナーでもある。 引き続き、東南アジアはわが国のエンジニアリング業界における重要な市場だが、この地域が新たなエンジニアリング供給拠点にもなっている。 東南アジア地域には、市場と拠点 「二つの顔」 がある。

 【化学プロジェクト / 案件編】
  注目プロジェクトがひしめく東南アジア
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 【化学プロジェクト / 拠点編】
  東南アジア、市場と拠点「二つの顔」
  EPCコモディティ化を生き残る知恵

 【三 興】
  東南アジア地域で実績重ねる三興
  安全への高い意識を石油メジャーも評価

 【電力プロジェクト】
  石炭火力中心に電力開発を進める東南アジア諸国
  増え続ける自国産石炭を活用する石炭火力プロジェクト

 【環境プロジェクト】
  焼却炉市場は未成長も、体制整備に意欲
  水処理、メタン発酵技術でも売り込み

 【月島機械】
  タイTSKエンジニアリングを核に東南アジア拠点を強化
  タイが東南アジア市場の橋頭堡に



   (Vol.334 2014年5月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部