本格化するネシア低品位炭ビジネス |
北米でシェールガスが産出され、世界的に天然ガスブームが起こっている。 しかしアジア地域では、石炭が重要なエネルギーとして存在感を高めている。
こうした中、水分が多く低カロリーの低品位炭を多く埋蔵するインドネシアでは、その活用が今後のエネルギー政策の重要な課題になっている。 この活用を活性化するには、低品位炭がビジネススキームに乗ることが重要だ。
こんな試みが今、わが国のエンジニアリング企業やプラントメーカーでも始まっている。 その状況をレポートする。
【総 論】
本格化するネシア低品位炭ビジネス
日揮・IHI・月島などが市場に参入
【日 揮】
低品位炭改質スラリー燃料を発電に活用
JCFによる発電パイロット事業に着手
【月島機械】
主力のSTDを武器にネシアの低品位炭活用に注力
低コストが売物、現地生産も視野
【IHI】
IHI、東南アジアを中心に低品位炭を活用した技術を展開
インドネシアでは褐炭の乾燥技術実証を提案
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