国内プラント リプレース需要を狙え |
設備投資が必要になる条件は、経済が成長し社会が安定していることだ。 ところが、わが国のように社会が成熟化すると、大きな設備投資が望めないのが実態だ。
それでもインフラ設備のように、人間の社会生活に不可欠な設備では、常に更新投資がある。
本特集で取り上げた、ゴミ焼却プラントや発電プラントがそうだ。 その投資内容を見ると、ゴミ焼却プラントでは改良工事だったり、発電プラントではランニングコストを削減するためのエネルギー転換工事だったりする。
そこには何らかのリプレース需要がある。 一方生産設備では、照明のLED化などの省エネ投資も期待される。
「国内に仕事は無くなった」 と嘆く向きはあるが、リプレース需要はまだまだある。
【総 論】
国内プラント リプレース需要を狙え
生き残りに不可欠、インフラ系プラントでは多い需要
【焼却炉】
焼却炉基幹改良は、大手メーカー6社がほぼ独占
いっそう強固になる大手の牙城
【重 電】
老朽化発電設備のリプレースで効率向上図る電力
需要増と安定供給確保で自家発でも投資の兆候
【化学プラント・照明LED化】
星和電機・IDECが狙う防爆LED照明需要
化学業界設備投資減少の中で増加する需要
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