LNGプロジェクトの新常識

 ガス田埋蔵量5TCF以上で、年産500万トン以上のプラント。 これがこれまでのLNGプラントの経済性を確保するための条件だった。 しかし最近は、経済性確保が困難と見られる年産200万トンのLNGプラントやコストアップは必至と見られるFLNG (フローティングLNG) プロジェクトがFID (最終投資決定) されている。 かつての経済性確保の条件は徐々に崩れようとしている。 LNGプロジェクトの新常識について検証してみる。

【総 論】
LNGプロジェクトの新常識  相次ぐFLNGプロの具体化、中小ガス田開発にも動き

【ドンギ・スノロLNGプロジェクト】
LNGプロジェクトの新常識に挑戦するDSLNGプロジェクト  商事・日揮が取り組む、それぞれのチャレンジ


(Vol.276 2011年10月10日号より)


重化学工業通信社
ENN編集部