新生 「三菱化学エンジニアリング」

 去る10月1日、三菱化学エンジニアリングと旧三菱レイヨンエンジニアリングが統合され、新生 「三菱化学エンジニアリング」 が誕生した。 今回の統合は、今年4月に三菱レイヨンが三菱ケミカルホールディングスに参入したのに伴うもので、ホールディングスを構成する、三菱化学、三菱レイヨン、三菱樹脂、田辺三菱製薬の4社のうち、三菱化学と三菱レイヨンの生産技術部門が統合された。 この統合の延長線上には、三菱ケミカルホールディングスを構成する4社の生産技術部門の統合も考えられる。 今回の特集では新たに誕生した三菱化学エンジニアリングの概要を紹介するとともに、深尾 隆久社長と三島 研一副社長のインタビューを掲載。 グループへの貢献と外販事業への方針について語ってもらった。

【総 論】
新生 「三菱化学エンジニアリング」
 わが国最大のユーザー系エンジ、1,500名でスタート

【インタビュー】
代表取締役社長 深尾 隆久 氏
 二つの個性が融合する新生三菱化学エンジニアリング
 石化主体の旧MECと樹脂中心の旧MREを統合

代表取締役副社長 オーナーズエンジニアリング本部長 三島 研一 氏
 両社の生産技術を担当するオーナーズエンジニアリング本部
 まずは両社の「違い」の認識から着手


(Vol.255 2010年10月25日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部