3次元CAD市場、古豪復活

 「古豪インターグラフが復活した」 小誌が毎年実施しているCADアンケートだが、今年の印象はこの数年、シェアを落としてきたインターグラフの復活だ。 「SmartPlantシリーズ」 の3次元CADの開発が順調に進まず、ユーザーからの信頼が得られないため、シェアが伸び悩んでいたインターグラフ。 しかし今年は 「SmartPlantシリーズ」 のシェアに回復傾向が見られた。 「SmartPlant 3D」 はまだ、わが国では実プロジェクトで採用された実績は無いが、大型プロジェクトの設計に採用される日も、そう遠くないはずだ。

■CADベンダーによるウイッシュリストの作り方
■「DigitalPlant 2010」会議レポート

■インターグラフ 米インターグラフによるコエード社買収の意義
■フォーラムエイト 土木設計支援ツールを手掛けるフォーラムエイトのプラント設計ソリューション
■アンケート 古豪が復活の兆し、群雄割拠時代が終焉か


(Vol.242 2010年3月25日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部