変わり始めたCAD勢力図

 小誌では毎年2月に、プラント・エンジニアリング業界各社にCAD利用に関するアンケートを実施している。 これまで、プラント用3次元配管設計では、米インターグラフ社製のPDSが圧倒的な優位を誇っていた。 今年もその序列に変わりはないが、英アヴィバ社のPDMSのシェア拡大を見逃してはならない。 この背景には、インターグラフがPDSの後継商品として開発してきた 「SmartPlant」 の開発の遅れもありそうだ。 CAD勢力図は確実に変化している。

・新主催者で様変わりした 「daratech PLANT2008」
  今後が問われる来年開催の 「daratech PLANT2009」

・訪れたCADデータ標準化の時代
  有力CADベンダーがISO15926対応製品をリリース

・変わり始めたCAD勢力図
  3次元CADでアヴィバがシェア拡大


(Vol.195 2008年2月25日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部