メンテナンス元年

 今年4月、プラント・メンテナンス業が総務省の産業分類に初めて登録される。 技術サービス業の例示としての扱いだが、初めて公的認知を受けた産業となる。 これまで、プラントメンテナンスと言えば、その重要性はそれとなく認められながらも、確固たる認知が無いせいか、存在があいまいだった。 これからは確固たる認知を得て、明確な産業としてスタートする。 2008年は、メンテナンスにとって、記念すべき年なのである。 ここで小誌は敢えて 「メンテナンス元年」 と題する特集を試みた。

・社会全体で考えるメンテナンス  -再認識すべきメンテナンスの 「あるべき姿」-
・山九 代表取締役社長 中村 公一 氏に聞く  求められる 「メンテナンスが組み込まれた社会」
・高田工業所 代表取締役社長 高田 寿一郎 氏に聞く  本工主義でメンテナンス時代を生き抜く
・第二世代の広がり見せるEAM、CMMS  -EAMでは機器サプライヤもユーザに-


(Vol.194 2008年1月25日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部