国内化学関連投資 「異変あり」

 かつてコンビナートには、そのコンビナート熟知したエンジニアリング企業や工事会社が常駐していた。 が、時代の変遷とともに起こった、エンジニアリング業界の業界再編などにより、コンビナートとエンジニアリング企業の関係も変わっている。 「あの製油所は、A社の牙城」 と言われていても、今ではそんな通説が通用しなくなってきた。 この 「異変」 は一時的な物なのか、恒常的な物なのか。 その答は何年か先にある。

・国内ハイドロカーボンメーカの設備投資に 「異変あり」
  塗り換わる勢力版図、海外投資では海外コントラクタが存在感

・大型プロジェクトで活気づく、エネルギー生産地直江津地区
  荒浜埠頭地区で、上越火力・直江津LNG受入基地が具体化


(Vol.188 2007年10月10日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部