統合学のすすめ

 世の中が複雑化し、顧客ニーズが多様化すると、それに対してソリューションを提供するには、様々な要素を有機的に統合する必要がある。 単一の要素や専門性以上に求められるのが統合力だ。 ただ「統合力」と一言で言うのは容易いが、それを実践するのは言うほど簡単ではない。 本特集のインタビューで東京工業大学の仲勇治教授は 「透明性」 「共有化」 「意識の統一化」 の3要素を、統合学に必要な3要素として上げる。 統合学を実現しなければ、これからの産業界で勝ち抜けない今、統合力について改めて考える。

【インタビュー】  統合学で重視すべき 「透明性」 「共有化」 「意識の統一化」
【総 論】 統合学がエンジニアリングビジネスを活性化する
【千代田化工建設】 ChAS 「PLEビジネス」 の分析・解析を支える 「統合力」
【東洋エンジニアリング】 問題抽出と技術の有機的結合でソリューション
【日 揮】 日揮 「シナリオ2010」の複合経営に不可欠な統合力
【三菱化学エンジニアリング】 三菱化学グループの知見を結集したソリューション・エンジニアリング
【JFEエンジニアリング】 燃焼に特化した提案型ソリューション事業
【三井造船】 浜松市で花開く提案事業


(Vol.177 2007年4月10日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部