国内投資を狙い打て

 原油価格の高騰に伴い、中東産油国に旺盛なプロジェクト需要があり、海外のプラント建設需要は最近に無いような活況にある。 海外における景気回復は、わが国産業の輸出需要を喚起し、設備投資需要を牽引し始めている。 その一方で、国内には規制緩和に伴う新規設備投資や高付加価値化を目的にした投資が起こり始めている。 海外で起こった市場回復は国内にも徐々に波及している。 今こそ、国内市場を狙い打つ好機だ。

【石油・ガス】 立ち上がり遅い石油軽質化プロ
         ガス関連ではLNG受入基地計画が相次ぎ具体化

【石油化学】  狙いは基礎資材と高付加価値
          ユーザー系エンジ企業の台頭もウオッチ

【 重  電 】 狙いは遅延計画の復活とIPP増加
         2008年5ヵ所、2010年5ヵ所の運開予定

【 医  薬 】 変化がもたらすビジネスチャンス
         キーワードは 「再編」 「生産委受託」 「ジェネリック」 「バイオ」

【電子デバイス】 市況軟調に立ち向かう電子デバイスメーカーの設備投資
            一時的か、設備投資はスローダウン



(Vol.175 2007年3月10日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部