「メンテ20社」 の事業戦略
 「最近、メンテナンスへの意識は確実に変わっている」本特集の取材の中で何度か聞いた一言だ。かつては価格が最も安い業者に発注されていた仕事は、必ずしも価格だけで発注先が決まらなくなった。また、事故を起こせば失う物があまりに大きいため、メンテナンスへの判断が慎重になる向きもある。
 こんな時代の流れの中で、プラント・エンジニアリング業界にもメンテナンスを強化する動きが出始めている。本特集では、そんな業態6グループを取り上げた。

 ☆メンテナンス工事を提供しているプレーヤー  山 九 / 新興プランテック / 高田工業所
 ☆建設・エンジニアリング業としての強みを生かしているプレーヤー
   東芝プラントシステム / 東洋エンジニアリング / 日 揮 / 日本エマソン / 山 武 / 横河電機
 ☆操業ノウハウを生かしているプレーヤー
   旭化成エンジニアリング / 出光エンジニアリング / 日鉄エレックス / 三菱化学エンジニアリング
 ☆検査機器など要素技術を提供していいるプレーヤー  NEC三栄
 ☆設備管理システムを提供しているプレーヤー
   インダス・インターナショナル・ジャパン / SAPジャパン / MROソフトウェア・ジャパン
   日揮情報システム / 日本オラクル

(Vol.155 2006年4月10日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部