【FIRST HALF RESULT 2006】
   日米欧、主要エンジニアリング企業の2006年3月期中間決算

「強者は民需主体、高い官需依存度が足を引っ張る」

 2006年3月期決算の状況を見ると、民需中心の事業を展開してきた企業が比較的に好業績および受注増となった反面、高い官需依存度から脱却できない企業は引き続き上期の赤字を下期の売上高で補い、通期でどうにか黒字化を見込む状況にある。元々、官需と縁が薄く、民需中心に事業展開してきた企業が強い。特に、海外向けガスを手掛ける日揮および千代田化工建設の強さが目立った。


 千代田化工建設 / 東洋エンジニアリング / 日 揮
 石川島播磨重工業 / 川崎重工業 / 住友重機械工業 / Hitz 日立造船
 三井造船 / 三菱重工業
 東 芝 / 日立製作所 / 富士電機ホールディングス / 三菱電機
 神戸製鋼所 / 新日本製鐵 / 住友金属工業 / JFEエンジニアリング
 東芝プラントシステム / 日立プラント建設
 山 武 / 横河電機
 山九 / 新興プランテック / 高田工業所
 日本製鋼所 / 三菱化工機

 Chicago Bridge & Iron / Flour Corporation / Foster Wheeler Corporation
 Halliburton Company / Jacobs Engineering Group Inc / Aker Kvaerner
 AMEC PLC / GEA Group / Linde AG / Technip / ABB / ALSTOM
 General Electric Company / Siemens AG


(Vol.148 2005年12月10日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部