プラントライフサイクルとIT

 プラント設計で活用する3次元CADデータが、稼働後のオペレーション・アンド・メンテナンスの有効なデータであるとは、これまでにも度々言われてきた。しかし、実際に活用するには、建設するEPC側とオーナーオペレーターをつなぐインタフェースが必要で、その媒介の存在が必要になる。

 このところ、ベンダー各社はデータウェアハウスやポータル環境を開発することで、EPC側とオーナーオペレーター間のハンドオーバーを確立した。これによりEPCデータは従来以上にオーナーオペレーターのデータとして活用できるようになった。その最新状況をレポートする。


 ライフサイクルソリューションへの取組を本格化したインターグラフ
  - Smart Plant Foundation とAPMシステムで新境地 -

 ITエンジニアリングが提案する高効率によるメンテナンス

  - PRIMAVERAとEAM統合で生まれる高生産性 -

 アヴィバ・ベントレーも設計情報を稼働後に活用
  - ポータル環境、データウェアハウスを採用 -

(vol.136 2005年5月25日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部