【LNGプロ、拡大への障壁】 【2005年3月10日号】
石油からガスへのエネルギーシフトが起こる中で、LNGプラントの建設プロジェクトが脚光を浴びる。中東、アジア・大洋州、プロジェクトは世界中を駆けめぐるが、これらの動きはLNGを受け入れる受入基地の建設プロジェクトに左右される。
中でも北米では東海岸にLNG受入基地が偏在し、西海岸には皆無という状況にある。2001年9月11日の同時多発テロ、昨年のアルジェリアのスキクダLNGプラント爆発事故は心理的に悪影響を与え、西海岸の立地が実現できない状況だ。LNGプラントが建設されるには、その引き取りが決まらなければならない。
LNGプロジェクトの具体化には思いがけない障壁がある。
【LNGプラント建設プロに影響与える北米西海岸受入基地計画】
-米政府2025年までに10倍の輸入計画、実現のカギは西海岸にあり-
【動き始めた北米西海岸LNG】
-受入基地計画計画は目白押し、北米3カ国で計画は60件-
【LNG生産大国化をめざす小国カタールの夢の行方】
【中国で急速に高まるLNG需要】
-沿岸部に12受入基地建設プロが浮上-
【サハリンでもカタールでも無い、LNGなら関東だ】
-都市生活のロマン、南関東ガス田の正体-
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重化学工業通信社
ENN編集部 |