【CAD グレードアップ】

 
CADは、エンジニアリング業務に無くてはならないツールになった。そのCADも3次元CADの導入が本格化すると、CADベンダー各社の開発費負担も大きく、現在では世界のプラントエンジニアリング系のCADベンダーは、インターグラフ、ベントレーシステムズに加え、アヴィバ・オートデスクの3グループに収斂された。

 強者が生き残る状況だが、ユーザー各社は互換性の確保、価格の低減など、CADベンダーに様々な要求を突きつけている。データ互換性についてはXMプラント登場で大幅に改善されそうだが、インターグラフが対応を見送るなど、足並みは揃っていない。業界全体で解決すべき課題もある。


【シート数第1位はPDS、AutoCADにも根強い人気】
  - 課題は価格とデータ互換性 -

【プラントライフサイクルを視野に活発な議論】
  - DaratechPLANT2005 ヒューストンで開催 -
    千代田化工建設株式会社 技術部長 増川 順一

【頻度高まるビューワーの出番】
  - 設計多国籍化でチェックに不可欠なツールに -

【3次元モデリング発想の「Tekla Structures」】
  - 3次元モデルから図面・帳票を生成 -


(vol.130 2005年2月25日号より)

重化学工業通信社
ENN編集部