【EAM/CMMSの差別化戦略】
設備産業にとって、EAM/CMMSは珍しいものでは無くなってきた。最近ではプラント建設の入札時にEAM/CMMSのシステム導入が求められることも珍しくない。しかしこれら一連のシステムに大きな違いはあるのだろうか。各システムとも得意分野は確立されているが、ソフトとしての特徴に真新しいものは無い。ここで差別化戦略として浮上するのがコンサルテーションだ。
わが国の保全はこれまで、製造現場のハイレベルな技術力により支えられてきた。その現場も団塊の世代がリタイヤする時期を迎え、将来的には弱体化する懸念がある。ここで求められるのが、現場を管理する管理志向の強い設備管理だ。現場から管理部門に、思い切ったシフトを実現するのにEAM/CMMSが有効なツールになりうる可能性もある。差別化戦略に業務フローの変革も導入すべきだ。
【プラント版「2007年問題」を救う EAM/CMMS】
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欧米では付加価値型ビジネスが主流、出遅れる日本
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【全体最適が最優先、ERPベンダーの志向する EAM】
- SAP、Oracleが提案するモジュールとしての EAM -
【コンサルテーションが拓く、EAMビジネス】
- 意識改革まで含めたサービスを重視 -
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重化学工業通信社
ENN編集部 |