一括メンテで「宝捜し」


 「一括メンテナンス」という言葉が業界に登場してから久しい。定修インターバルが2年から4年に延長されたことで、プラントオーナーが恒常的に保全要員を抱えられなくなりアウトソーシングする。これが一括メンテナンスへの関心が高まった理由だ。

 が、規制緩和されてもプラントの管理責任は常にプラントオーナー側にある。しかもプラント重大事故が増加傾向にあり、思い切ったアウトソーシングを躊躇させる要因は後を絶たない。一括メンテナンス市場は一見、宝の山に見える。が、工事会社やエンジニアリング企業は懸命に「宝捜し」を行っている。


・一括メンテナンスは救世主か
  メンテ外注要求高まるも、横たわる難問

・新興プランテック、ユーザーパートナーとしての信頼で実績
  保全技術伝承の受け皿としても事業の拡充目指す

・山九、メンテナンスの3RD PARTY確立に注力
  ユーザー要員も引き受け、本格的提案を生命線に

・千代田、グループの総力結集してPLEを推進
  一括メンテでは、千代田工商が5製油所に実績

・日揮、グループ企業の総力を結集、メンテで専門組織
  7月、JPMSチーム発足

(vol.121 2004.9.25号より)

重化学工業通信社
ENN編集部