実践!ボーダレスEPC


 世界最高水準の人件費を背景とする日本。そしてプラントエンジニアリング市場では、国際市場価格が標準になっている。こうした中で、わが国のエンジニアリング企業が採算を確保して生き残るには、EPCと言われる業務をボーダレスで実施するしかない。これを実現するうえで進化したITは、ボーダレスEPCの不可欠な要素となった。

 今エンジニアリング企業が目指すのは「ミニマムジャパニーズ、マキシマムLCE(ローコストエンジニアリングセンター)」だ。

 ・ボーダレスEPCで国際市場価格に近づけ
   世界最高水準の人件費背景に新事業体制を構築

 ・ボーダレスEPCはITが実現する
   目指すは「ジャパニーズミニマム、LCEマキシマム」

 ・ボーダレス化する人材雇用
   プロパー、プロジェクトベースで多国籍の人材を採用

(vol.120 2004.9.10号より)

重化学工業通信社
ENN編集部