90年代に市場を席巻したものの、プロジェクトの不採算により経営状態を悪化させた韓国プラント・エンジニアリング産業。その後のアジア通貨危機の打撃により、息の根が止まったかにみえた韓国プラント・エンジニアリング業界だが、最近は復活の兆しが見える。
数年前まで国内にはバブル経済、それに伴い内需で各社は建設部門で体力を回復。最近では海外市場に再び参戦してくる。ただそのアクティビティは90年代とは大きく異なる。90年代の「暴れん坊」は今、成熟した大人になった。
■復活する90年代のガリバー
-2004年度成約は124億ドルを見込む-
■90年代の「暴れん坊」から成熟期に
-市場とアイテムの「選択と集中」に向かった韓国エンジ産業-
■地域・機種絞り込んで確実な収益 -建築・建設部門ともシナジー発揮する大林産業-
■2003年度赤字額は895億ウォン -新社長迎え、新局面迎えた三星エンジ-
■グローバルナンバー1目指す斗山重工業 -海淡とHRSGではトップシェア-
■急成長遂げたヒューマンテックコリア社 -三星エンジ産業設備本部を分社、半導体ブームで躍進-
■ソウルにある日揮の「第二建設部」 -NADICO設立で建設部生産性は24%アップ-
■TEC本社の代替となるトーヨーコリア -ボーダレスEPC推進の拠点-
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