海外コントラクター「強者の正体」 |
コントラクターの「強者」の条件は、大規模プロジェクトで高い確率で利益を計上できることだ。それも一過性ではなく、継続的に利益を上げないと強者とは言えない。また国策的なプロジェクトを手掛けながら、高収益を上げる企業もある。ただ、コントラクターに限らず、企業のあるべき姿は利益をしっかりと再投資に回すことだろう。果たして、これをできているコントラクターはどれだけ存在するのだろうか。
【総 論】
海外コントラクター「強者の正体」
成長のカギは時代の趨勢とポートフォリオの適合
【現代建設】
韓国を代表する建設エンジニアリング企業
国家を担う大型プロジェクトに対応、原発プラント輸出にも積極的
【Larsen & Toubro】
中核のEPC事業を維持しつつ、次世代向けデジタル化にも注力
建設エンジ事業の収益を次世代事業に再投資
【サイペム】
強みはオフショア・サブシー関連設備の建設
高水準のエネルギー価格を背景に、業績が改善
【韓サムスンE&A】
2024年上半期は減収減益も高水準の業績を維持
顧客・業界との関係作りにも注力
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