防爆エリアのデジタル化には、非防爆機器を使え!

製造業のデジタル化は避けては通ることができない課題だ。この課題は、プラントの防爆エリアにとっても、同様に存在する。しかし防爆機器の市場は小さく、デジタル機器の商品のライフサイクルは短い。このため、開発投資資金を短期間で回収する必要があるが、その可能性は低い。そこで求められるのが、非防爆機器の有効な活用だ。耐圧防爆のジャンクションボックス内に非防爆機器を搭載して、防爆エリアに活用する。これが現時点での最適解のようだ。


 【総 論】
  防爆エリアのデジタル化には、非防爆機器を使え!
  ニーズが高まれども、実装に必要な柔軟な発想

 【島田電機】
  耐圧防爆構造制御・配電盤で防爆エリアのデジタル化を実現
  独BARTEC総代理店として、海外防爆機器を活用

 【JFEエンジニアリング】
  JFEエンジ、防爆型無線LANシステムで防爆エリアのデジタル化に取り組み
  タブレットやスマートフォンなどの端末も提供


 (Vol.561 2024年9月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部