停まらない「デジタル保全」の進化

デジタルを活用すれば、保全に伴う労働力を大幅に削減できる。すでに、プラントの主要機器にセンサーを設置し、そのセンサーから送信される状態は遠隔地でも把握できる技術はある。また、本特集で取り上げた4足歩行のロボットやドローンといった移動体は、ヒトが監視するのに近い役割を果たすことができ、ロボットやドローンにカメラを搭載し、画像を取得できれば、プラントの巡回監視の作業を大幅に軽減可能だ。「デジタル保全」の進化は停まることを知らない。

 【総 論】
  「デジタル保全」の停まらない進化
  「4つ足歩行ロボット」やドローンを積極的に活用

 【日鉄エンジニアリング】
  日鉄エンジ、廃棄物焼却設備の点検に「4足歩行ロボット」を活用
  自立型プラントで相次ぐ成果

 【東京ガス(FOCUS / Cover Story)】
  設備の巡視点検にドローンを活用した東ガス日立LNG基地
  非防爆エリア上空を飛行、軽減された巡視点検


 (Vol.554 2024年5月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部