岐路に立つ、プラント工事会社 |
わが国が人口減少社会に突入するのと同時に、世界は脱炭素化に進む。この社会的な変化に伴い、建設・メンテナンスを手掛けるプラント工事会社も、従来市場が縮小するのが避けられない状況にある。こうした中、プラント工事会社は、新たな手を打ち始めている。山九は、技能のスペシャリストを目指して、人材育成に力を入れ、高田工業所とレイズクストは、EPCへとスコープの拡大に向かった。各社ともに、それぞれの特徴を活かした「次の一手」を打ち始めている。
【日本メンテナンス工業会 田 寿一郎 会長に聞く】
「フランジ締結技能講習制度」が需要産業からも高評価
「働き方改革」への対応では、石油・石油化学業界などと協力
【総 論】
岐路に立つ、プラント工事会社
技能のスペシャリストを目指す山九、EPCに向かう高田とレイズ
・業容が変革するプラント工事会社
・技能のスペシャリストを目指す山九
・EPCへの傾斜を強める高田とレイズ
【各 論】
山九・高田・レイズの「次の一手」
技能の深掘りから事業スコープの拡大まで、多様化する事業
・山 九 変革期でもブレない技能を重視する姿勢
・高田工業所 事業エリアとスコープの拡大で、成長路線を目指す
・レイズネクスト メンテナンスのノウハウにエンジニアリング力を付加 |
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