北米エンジニアリング産業に「異変あり」 |
オイル&ガスと言えば、エンジニアリング産業における主力事業の一つだ。いや、正確には「一つだった」と言った方が正確かもしれない。この数年、北米のエンジニアリング産業では、かつての主力であった「オイル&ガス事業」を傍流に追いやり、主力事業を転換する動きが目立ってきた。プロジェクトの大型・複雑化でその遂行におけるリスクが増大し、収益を圧迫することもある。しかも最近の世界的な脱炭素化は、オイル&ガス事業を遠ざける要因にもなっている。株主から高い配当性向が求められる北米では、かつての主力事業が遠ざけられるという状況が起こっている。この「異変」の正体は何なのか。
【総 論】
北米エンジニアリング産業に「異変あり」
相次ぐオイル&ガス事業の縮小・撤退
【各 論】
なぜ、北米のエンジ企業で脱オイル&ガス事業が進むのか
背後にある、高い配当性向と増大するリスク
|
|