アフター・カタールへの処方箋

 年産780万トン×4系列のLNGプロジェクトがまもなく発注される。このプロジェクトではさらに2系列の追加があり、一気に4,500万トン規模の生産量が2025年までに加わることになる。この生産量は、現在の世界のLNG生産量の一割に当たる。これだけの生産量が加わることで、供給過剰になれば、カタールの発注の後、需給の調整期間になり、プロジェクトの具体化が長周期化する。今年の冬は寒波の影響で、アジア地域ではLNGの需要が逼迫しているが、中長期で見れば供給過剰になる可能性は高い。アフター・カタールには、わが国のエンジニアリング企業はどのように対応すべきか。今、検討してみる。

【総 論】
 アフター・カタールへの処方箋
 LNGは供給過剰へ、長周期化するLNG案件の実現

 新時代に求められるパートナリングのあるべき姿
 新規分野は「縦の多角化」、既存事業の地続きの分野を重視



 (Vol.480 2021年1月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部