有力コントラクターに異変あり

 数年前、シェールガスが経済的なコストで生産できるようになったことで、長期間に渡ってプロジェクト市場では無かった米国が市場になった。しかも多くのプロジェクトでランプサム契約が求められ、日本企業のみならず、米国企業の中からも、損失を計上するコントラクターが出た。このため、フルアのような有力コントラクターがプロセス系のプラント建設プロジェクトのランプサム契約から撤退する方針を明確にした。まさしく、「有力コントラクターに異変あり」だ。

【総 論】
 有力コントラクターに異変あり
 プロセス系エンジが低マージンビジネスになった訳

【各 論】
 専業3社は競争力強化のために今、何をしているのか
 DXの推進と海外拠点に活路



 (Vol.475 2020年10月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部