エンジニアリングITアンケート2020

 CADは元々、きれいな図面を描くためのツールとして開発された。しかしその技術的進化とともに、3次元モデルとしてプラントの様々なデータが取り込まれ、プラントの稼働後のオペレーション&メンテナンス(O&M)にも活用できる。その進化の度合いには目を見張るものがあるが、「エンジニアリングITアンケート」の結果にはなかなか反映されない。ITソリューションの活用が「宝の持ち腐れ」になっていないか、検証する必要がある。

 【総 論】
 3次元CAD、ヘビーユーザが支持する「PDMS」「SP3D」
 クラウド使用は、ほぼ半数が禁止

 主要ベンダーが揃ってライフサイクルソリューションに注力
 経営統合・協業で、各社ソリューションが密接に連携



 (Vol.460 2020年2月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部