FIRST HALF RESULTS 2020

 三井E&Sホールディングスが、インドネシアの石炭火力発電プラントの建設プロジェクトで多額の損失を計上した。2017年3月期決算で、日揮が米国のエチレンプロジェクトで赤字を計上して以来、4期連続で、わが国のエンジニアリング業界から多額の下方修正を計上する企業が連続して出ている。2020年3月期においても、三井E&Sホールディングスがインドネシアの石炭火力発電プラントで多額の損失を計上した。連続する多額損失は業界全体の社会的な信頼を揺るがしている。すべての企業が黒字化するのはいつの日になるのか。

 千代田化工建設/東洋エンジニアリング/日揮ホールディングス/三井海洋開発/
 IHI/川崎重工業/住友重機械工業/日立造船/三井E&Sホールディングス/
 三菱重工業/東芝/日立製作所/富士電機/三菱電機/神戸製鋼所/
 JFEエンジニアリング/神鋼環境ソリューション/日鉄エンジニアリング/
 東芝プラントシステム/富士古河E&C/アズビル/横河電機/山九/高田工業所/
 レイズネクスト/Fluor Corporation/KBR Inc./Jacobs Engineering Group Inc./
 McDermott International Inc./Petrofac Limited/Saipem S.p.A/Technip FMC plc/
 John Wood Group Plc./General Electric Company/Siemens AG/
 Danieli & C. Officine Meccaniche S.p.A./斗山重工業/GS建設/
 サムスンエンジニアリング/TTCL Public Company Limited



 (Vol.456 2019年12月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部