DXが変えるプラント運転・維持・管理

 コンピュータの処理速度が高速化したことで、これまでデジタル化が不可能と思われてきたアナログのデジタル化が可能になった。これにより、DX(デジタル・トランスフォーメーション)が格段に進んだ。アズビルの異常予知検知システム「BiG EYES」は、正常な状態との微妙な違いから予兆を検知し、ヘキサゴンPPMの「j5」は、プラントの運転の業務内容をデジタル化してデータ共有を可能にした。これら新たなソリューションの登場で、プラントの運転・維持・管理は変わってきている。DXがまさしくプラントの運転・維持・管理を変えようとしている。

【総 論】
 DXが変える、プラントの運転・維持・管理
 コンピュータの技術革新がアナログ対応をデジタル化

【日本インターグラフ 大坂宏ダイレクターに聞く】
 属人的なプラントオペレーションをデジタル化
 オペレータの経験不足を補う運転管理ソフト「j5」

【アズビル】
 アズビル、異常予知検知システム「BiG EYES」で連続・バッチプロセスにも対応
 コンピュータのハード・ソフトの技術的進歩が大容量データを高速処理

【ヘキサゴンPPM/j5】
 属人的な運転管理をシステム化した「j5」
 国内では日本インターグラフが提供、70サイトに納入



 (Vol.455 2019年11月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部