プラントオーナーの強み

 エンジニアリング企業はEPCによるプラントや施設の建設を生業にしている。このため、投資コストのコントロールは可能だが、ライフサイクルを対象にコストをコントロールすることはできない。このライフサイクルのコントロールが可能なのが、エンジニアリングとともにオーナー側でオペレーション&メンテナンスに対応できる企業だ。プラントのライフサイクルを手掛ける企業には、多くのポイントでコストをコントロールできる強みがある。

【総 論】
 プラントオーナーの強み
 ライフサイクルを対象にできるオーナー型事業

【大陽日酸】
 建設から操業まで、一貫して対応する大陽日酸
 空気分離装置のスペシャリストとして、安定的に産業ガスを提供

【中部プラントサービス】
 「多気バイオパワー」で年間4,300万円の操業効率改善を実現
 自社事業で培ったノウハウを武器に「ユーザー系EPC事業」を展開

【東レエンジニアリング】
 東レのケミカル技術をベースにした東レエンジニアリング
 ファインケミカル・医薬品製造で一目置かれる存在に



 (Vol.453 2019年10月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部