EPCを支えるアジア

 アジアは長年に渡り、わが国のプラントエンジニアリング業界の重要市場だ。すでに60年以上に渡り、膨大な量の技術が移転され、その技術を受け入れたアジア地域には、多くのEPCのリソースが育った。このリソースは、わが国業界のパートナーでもあるし、時には競合になる可能性もある。しかし、アジアのリソースにより、EPCの多くが支えられているのも事実だ。アジアがEPCを支える時代が訪れた。

【総 論】
 EPCを支えるアジア
 アジアで可能になった地域分業

【ジュロンエンジニアリング】
 アジア・中東・アフリカに20拠点、施工中心に成長するジュロンエンジ
 IHIグループだが、世界のエンジニアリング企業と協業

【HBIC】
 日本の経験を生かしたエンジニアリングを提供するフィリピンHBIC
 自前のサーバーでデータ管理、顧客と一体となった設計にも対応



 (Vol.452 2019年10月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部