高経年化で浮上したプラント外面腐食問題 |
プラントの高経年化とともに、外面腐食の問題が浮上してきた。腐食性の高い薬品などでは、腐食速度が速いため、腐食については早い時期から問題になっていたが、外面腐食の場合、腐食速度が遅いため、なかなか問題にならなかった。しかしわが国のプラントの多くの経年年数は40
年を超え半世紀に届こうとしている。中でも、CUI(コロージョン・アンダー・インシュレーション:保温材下の腐食) は、保温材を剥がすために時間とコストがかかるため、対応が難しい。そのために欧米では、プラントの新設時に保温材下に塗装を施すのが常識になっている。外面腐食の問題にいかに取り組むべきか、特集した。
【総 論】
高経年化で浮上したプラント外面腐食問題
新設案件では、腐食への対応が差別化になる
【関西ペイント】
プラント新設時CUI対策塗料「サモスター配管用E・S」を開発
鋼構造物用重防食塗料「ルビゴール」は錆び面に塗装可能
【大日本塗料】
構造物・重防食塗料で幅広い品揃え
CUI対策・素地調整軽減剤・腐食割れ防止などに対応
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