7万トンの焼却炉老朽化対策プロジェクトを追え

 ゴミ焼却炉の寿命は、概ね20〜30年間と言われている。20〜30年前はちょうど、焼却炉の大量発注があった特需期と重なる。一方、自治体は深刻な財政問題を抱え、建設業界は過去最悪とも言えるワーカー不足に直面している。はたして、自治体はどのような老朽化対策を練っているのか。1990〜2005年に稼働を開始した焼却炉、全274件・日量換算で処理能力6万8,813トンの老朽化対策を追った。

【総 論】
 7万トンの焼却炉老朽化対策プロジェクトを追え
 3万7,000トンが新設・更新、基幹改良・延命化工事

【プロジェクトリスト】
 1990〜2005年に稼動を開始した主な焼却炉と、老朽化対策工事



 (Vol.443 2019年5月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部