海に浮かぶ宝島「洋上風力発電所」

 再生可能エネルギーを主電源として使用し、その補完として、火力発電を使う、新たな電力構造に向けた動きが着々と進められている。その中で、風力発電設備についてわが国は、陸上の適地が限られている。このため、今、注目されるのが洋上風力発電所だ。法整備も進み、これに呼応するように大手ゼネコンが作業船である「SEP船」の投資に踏み切っている。プラントメーカーやエンジニアリング企業の新規参入も始まっている。

【総 論】
 海に浮かぶ宝島「洋上風力発電所」
 法整備も進み、関連各社が本格参入に向けた準備

【日立造船】
 洋上風力発電所基礎構造のスペシャリスト
 国内のあらゆる水深に対応する日立造船

【三井E&Sエンジニアリング】
 三井E&Sエンジニアリング、100%民間出資の洋上風力発電プロを実現
 富山県入善町沖合で進む、日本初の試み


 (Vol.433 2018年11月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部