バルブの個性派集団

 流体を制御するバルブは、プラントから建築物まで、様々な施設に使用される。流れをコントロールすることで、反応を促したり止めたりする。そのバルブには、様々な種類があり、用途に応じて的確に使い分ける必要がある。高温高圧に耐えるヘビーデューティタイプから軽量を売物にするバルブもある。様々なバルブの個性を用途に適合させることで、効率的な生産が実現される。プラントの効率は、バルブの個性との適合によりもたらされると言っても過言ではないだろう。

【総 論】
 時代のニーズに適合するバルブの個性派集団
 長年の技術を維持、IIoTにも対応

【金子産業 代表取締役社長 中村善典氏に聞く】
 100周年は「会社を見直す」大きな節目
 「アジアから世界」を目指す、金子産業

【日本ボールバルブ 代表取締役社長 谷村裕次氏に聞く】
 品質重視で新境地を切り拓く、日本ボールバルブ
 新製品と用途開発で「次の50周年」に船出

【IMIジャパン】
 事業環境の変化にグローバルに対応
 日韓両法人が協調し一般弁市場の開拓に注力

【旭有機材】
 樹脂製バルブのパイオニア、半導体・液晶需要で業績好調
 用途開発・エンジニアリング・設備診断など多面的な取組で需要を発掘

【一ノ瀬】
 メーカー・商社・システム開発部門を持つ流体制御のスペシャリスト
 オリジナル製品で特色、ソフトからハードまで一貫対応

【金子産業】
 オンオフバルブマネージャ「APOSA」の開発でIoT対応
 実用化に向け開発最終段階

【キューブロックテクノロジー】
 究極のプロセスバルブ、4重偏心バタフライバルブ「QUATTLOK」
 バタ弁特有の単面間・軽量・低コストを維持しながら2500LBの耐圧性能を実現

【日本アスコ】
 近接型リミットスイッチ「GO Switch」を発売
 電磁弁との組合せでIIoTに対応

【日本ボールバルブ】
 「不易流行」の企業理念で「次の50周年」に向けた開発に力
 過酷な条件で使用できる高信頼のボールバルブを生産

【久門製作所】
 「商品力・流通力・社員力」で顧客ニーズに応える工業用バルブ専門商社
 活力ある企業作る「123(ひふみ)ノート」



 (Vol.417 2018年3月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部