FIRST HALF RESULTS 2018

 今回の中間決算で忠実に反映されたのは、オイル&ガス分野への依存度の高い企業の経営苦境だ。米CB&I(シカゴ・ブリッジ&アイアン)は、赤字転落し、事業売却を行い、CEOも交代を余儀なくされた。配当性向が高い米企業は内部留保も限れており、プロジェクトの不採算により倒産する危険性もある。わが国は、欧米ほどには、株主の立場が強くない。内部留保を持ちながら比較的に安定経営ができる。しかし、決算に反映された状況は厳しい市場環境を反映している。

 千代田化工建設/東洋エンジニアリング/日揮/三井海洋開発/IHI/川崎重工業/
 住友重機械工業/日立造船/三井造船/三菱重工業/東芝/日立製作所/富士電機/三菱電機/
 神戸製鋼所/神鋼環境ソリューション/新日鉄住金エンジニアリング/JFEエンジニアリング/
 東芝プラントシステム/富士古河E&C/アズビル/横河電機/山九/新興プランテック/
 高田工業所/Amec Foster Wheeler plc./Chicago Bridge & Iron Company/Fluor Corporation/
 KBR Inc./Jacobs Engineering Group Inc./Petrofac Limited/Saipem S.p.A/Technip S.A./
 ABB Ltd/General Electric Company/Siemens AG/斗山重工業/GS建設/
 サムスンエンジニアリング/TTCL Public Company Limited


 (Vol.412 2017年12月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部