三井造船100周年、「陸と海をつなぐエンジニアリング」

 1917年に、三井物産造船部として創業した三井造船が100周年を迎えた。数多くの船舶を海に送り出してきたが、造船技術には、機械、電気、土木、通信など、高度な技術が凝縮されている。これらの技術から、造船にとどまらない多彩な事業が生み出されてきた。プラントや社会インフラなど、様々なプロジェクトに取り組み、技術で社会に反映をもたらしてきたのが三井造船だ。その100年は「陸と海をつなぐエンジニアリング」による叡智により築かれてきた。

 三井造船100周年、「陸と海をつなぐエンジニアリング」
 「MES Group2025Vision」が描く、次の100年

【創業100周年の提言(1)MESグループ】
 三井造船 取締役社長 田中孝雄氏に聞く
  「2025Vision」社会に価値をつくりだすエンジニアリングチームとは
  節目の年に海外プロジェクトで追加コスト発生、今後はEPに特化

 プラントライフサイクルに対応するエンジニアリング事業本部
  来年4月に分社化、「三井E&Sエンジニアリング」に

【創業100周年の提言(2)三井造船エンジニアリング事業本部】
 三井造船 常務執行役員 エンジニアリング事業本部長 新牧拓也氏に聞く
  「2025Vision」ではストック型事業に注力
  創業100周年に収益悪化、「難局は事業変革のチャンス」

【創業100周年の提言(3)三井海洋開発】
 三井海洋開発 代表取締役社長 宮ア俊郎氏に聞く
  EPCIの中心はシンガポール、FPSO建造にはファブレスで対応
  独自のビジネスモデルで顧客満足度向上を追求


 (Vol.409 2017年10月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部