90年代稼働炉の更新需要を見逃すな

ゴミ焼却炉の寿命は概ね20〜30年間と言われている。本誌調査によれば、1990年代に稼働を開始した215炉のうち、1/3にあたる67炉がすでに更新、延命化工事を終えている。だが、残る148炉は将来的な投資を含め、更新・延命化を前向きに考えている。焼却炉メーカーも、更新・延命化工事に対応し、その後の長期間に渡る運転・運営管理を受託することで、安定した収益を確保できる。新設に比べ、規模は小さい更新・延命化工事だが、このビジネスチャンスを見逃す手はない。本特集では、1990年代に稼働を開始した炉215件の老朽対策を紹介する。

【総 論】
 90年代稼働炉の更新・延命化需要を見逃すな
 昨年度完工相次ぐも、依然根強い更新・延命化ニーズ

【プロジェクトリスト】
 1990年代に稼動を開始した焼却炉と、今後の対応


 (Vol.399 2017年5月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部