バルブメンテナンスの底力

日常生活で、メンテナンスが意識されることは少ない。しかし、毎日、電車やバスを利用できるのもメンテナンスが適切に行われているからだ。もちろん、発電所から電気が送られてくるのも、発電所やその他の付帯設備のメンテナンスがしっかりと行われているからだ。社会生活を行ううえで、メンテナンスは欠くことのできない要素だが、そこに従事する職人たちの存在を、われわれは忘れてはならない。そして、メンテナンスにはを誇り持つべきだ。バルブメンテナンスについても同様で、その底力を特集を通じて感じて欲しい。

【総 論】
 「バルブのメンテ」担い手はメーカーからサードパーティーへ
 課題は若手人材の育成、地域から全国目指すメンテ専業も登場

【キッツエンジニアリングサービス】
 メーカーメンテナンスとしての優位性で差別化図るKESCO
 全国5カ所にサービスセンター、協力会社24社をネットワーク化

【中村バルブ商事】
 丁寧なメンテナンスで顧客との信頼関係を構築
 ヘビーデューティータイプのバルブに特化、高品質のサービスを提供

【ワコオ工業】
 北海道に生まれたバルブとポンプのメンテ専業
 地道な事業を継続、現在では総勢130名のグループに

【ワコオ工業 代表取締役社長 和田一仁氏に聞く】
 北海道生まれのバルブメンテ専業、ワコオ工業
 「お客様第一」ですべてのバルブに対応、全国展開へ


 (Vol.396 2017年3月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部