柔軟性が求められるエンジニアリングIT |
2014 年半ばの原油価格の値下がり以後、LNGプラント建設のような大型プロジェクトの具体化が難しくなった。こうした市場変化を背景に、わが国のエンジニアリング企業やプラントメーカーにも、中小プロジェクトへの対応を求められるようになった。この状況は最近のエンジニアリングITの世界にも反映されている。かつてのようにメガプロジェクト対応のソフトはシェアを落とし、中小プロジェクトにも柔軟に対応できるソフトが存在感を高めている。今年のエンジニアリングITでは、そんな状況が反映された。
【2017年エンジニアリングITアンケートの結果】
3次元CAD使用でアヴィバが躍進
クラウド使用禁止企業は45%、引き続き多い慎重派
【トリンブル・ソリューションズ】
水力発電所建設プロジェクトでも威力を発揮する「TeklaStructures」
材料集計や建設スケジュール管理にも有効
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