医薬品エンジニアリングの「2020年問題」

2020年の東京オリンピックに向けた建設需要で今、総合建設各社は忙しく、要員の確保が難しくなっている。そして2020年は、日本政府が進める後発医薬品(ジェネリック)のシェア80%の目標達成の年でもある。2020年は東京オリンピックを迎え、総合建設にも要員の余剰が見込まれるのにもかかわらず、後発医薬品に伴う設備需要が一巡するのに伴い、医薬品の設備需要は縮小する可能性がある。この現象を本特集では、「医薬品エンジニアリングの『2020年問題』」と呼ぶ。

 【総 論】
  医薬品エンジニアリングの「2020年問題」
  皮肉な星の巡り合せが作り出す需給ギャップ

 【大手エンジニアリング】
  原薬から固形製剤プラントまでオールラウンドに対応
  成否を分ける、後発医薬品プラント需要の取込み

 【中堅プレーヤー】
  強化・育成分野として取り組む中堅プレーヤー
  東レエンジ・MECは急成長


 (Vol.378 2016年5月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部