EPC拠点としてのアジア

アジア地域は、わが国のプラントビジネスにとって、重要な市場だ。しかし最近では、EPCの供給拠点としても重要な役割を担うようになった。市場であると同時にEPCの供給拠点。これが今のアジアの姿だ。中でも、東南アジアで早い時期から工業化を遂げたタイは、すでに、EPCの供給拠点として存在感を高めており、実態は「EPCの現地化」といった方が的確かもしれない。「EPC拠点としてのアジア」を掘り下げてみた。

【総 論】
 EPC拠点としてのアジア
 拠点成功の最低限度の要件は目的と目標の明確化

【TTCL】
 EPCと事業投資を両輪に成長を持続するTTCL
 1,000億円体制が目前、社員3,000人体制に

【カバーストーリー】
 TTCL、ベトナムDAP製造プラントプロジェクトで高い安全意識を証明
 300万マンナワー超を無事故・無災害

【サンテック・パワー・ソリューションズ】
 目標に向け着実に前進するサンテック・パワー・ソリューションズ
 三興グループと日立パワーソリューションズの合弁、現地企業との協業を視野

【月島機械】
 月島機械の海外展開とコスト競争力強化に不可欠な拠点TET
 タイで20年以上の実績、「『日本の品質』を『タイの価格』で」が基本方針

【日本能率協会】
 JMA、バンコクでプロセス産業向け設備の販路拡大支援事業を開催
 日本企業10社が参加、新規顧客開拓に手応え


 (Vol.373 2016年3月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部