FIRST HALF RESULTS 2016

2016年3月期決算が出揃った。受注産業の業績は、過去の受注内容の反映である。このため今期の業績に反映されるのは、過去の受注実績である。この受注実績だが、ハイドロカーボン系のエンジニアリングを手掛ける企業では厳しい内容だった。言うまでも無く、原油価格の値下がりは、産油国のプロジェクトの進捗を一気にスローダウンさせた。この受注実績が業績に反映されるのは、来期以降だ。今期の厳しい受注内容は、将来の業績に暗い影を落とすが、その内容には反省材料もあるはずだ。

【掲載企業】
 千代田化工建設 / 東洋エンジニアリング / 日 揮 / 三井海洋開発 / IHI / 川崎重工業
 住友重機械工業 / 日立造船 / 三井造船 / 三菱重工業 / 東 芝 / 日立製作所 / 富士電機 / 三菱電機
 神戸製鋼所 / 神鋼環境ソリューション / 新日鉄住金エンジニアリング / JFEエンジニアリング
 東芝プラントシステム / 富士古河E&C / アズビル / 横河電機 / 山 九 / 新興プランテック / 高田工業所

 Amec Foster Wheeler plc. / Chicago Bridge & Iron Company / Fluor Corporation / KBR Inc.
 Jacobs Engineering Group Inc. / Petrofac Limited / Saipem S.p.A / Technip S.A. / ABB Ltd
 General Electric Company / Siemens AG / 斗山重工業 / GS建設 / サムスンエンジニアリング
 TTCL Public Company Limited


 (Vol.368 2015年12月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部