進化する「制御屋のプロマネ」

 制御システムベンダーが、プロジェクトマネジメント(PM)力を強化するようになってから久しい。かつては、DCS(分散型制御システム)やフィールド機器のサプライヤーとして役割を果たしてきたが、40 年ほど前のDCSの登場で対象領域が広がり、徐々にプロジェクト型対応が求められるようになった。さらに30 年前から、石油メジャーは制御システムベンダーに「MAC(メイン・オートメーション・コントラクター)としての役割を求めている。これに伴い、PM力はいっそう求められるようになり、以後、進化を続けている。「制御屋のプロマネ」の今を追った。

 【総 論】
  進化する「制御屋のプロマネ」
  システムの「とりまとめ」から「高効率遂行」の時代に

 【MACに取り組む各社】
  MACからすでに30年、より求められる効率
  ソフトからハード開発まで、より進化する効率化



 (Vol.364 2015年10月10日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部