価格重視のエンジITツール選択

 価格重視に転じた、エンジニアリングITツール選び

 ハイエンド志向から適材適所へ、変わるユーザ志向

 毎年、年初に実施しているエンジニアリングITツールに関するアンケートだが、今回のアンケートで浮かびあがったのは、低コストへの要求の強さだ。 かつては、ハイエンド志向を強めていた専業大手エンジニアリング企業も、適材適所のツール選択でコスト低減を図るように志向を変えている。 ベンダーへの要望においても「低コスト」は常に上位にランクされる回答だ。 エンジニアリングITツールの選択は、コスト重視の時代に突入した。

 【アヴィバ】
  「E3D」でクラウド対応を開始
  将来的には全製品で対応、プラントのライフサイクルをカバー

 【インターグラフ】
  SmartPlant Cloudで向上する効率
  図書削減などに効果

 【オートデスク】
  設計管理用「Autodesk BIM360 Glue」と現場管理用「Autodesk BIM360 Field」をクラウドで提供
  BIMに特化したサービスで、ロケーション・フリーを実現

 【テクラ】
  クラウドサービスを活用した「Tekla BIMsight」データ共有で生産性を向上
  生産性を大幅に改善したプロジェクトも

 【ベントレー・システムズ】
  クラウド環境で稼働する「ConnectEdition」を4月に発売
  プロジェクト大型・複雑化に対応


 (Vol.350 2015年2月25日号より)



重化学工業通信社
ENN編集部