過去と未来をつなぐIT戦略 |
「エンジニアリングは経験工学」と言われるほど、経験に基づいた判断が重視される。 このため、プロジェクトのEPCやプラント稼動におけるオペレーションの過去データは、その後に手掛けるプロジェクトにとって重要な参考資料になる。 しかしプロジェクトで使用されるドキュメントは膨大な量で、この中から必要な情報を効率よく取り出すには、ITを活用するしかない。 このITを使うことで、エンジニアリング企業は過去と未来をつなぐことができる。 過去データを未来に生かす、各社の動向を追った。
【専業大手エンジニアリング】
経験を重視するエンジニアリング業務に不可欠なIT
ドキュメント管理・データマネジメント・見積概算にITを活用
【日立製作所】
データを通じて設備の現場ノウハウを形式知化
正常データからの距離で判断する異常予兆診断技術
【焼却炉メーカー】
燃焼データの分析・活用で、焼却炉の最適運転管理システム構築
日造・JFEエンジが、運転の効率化に活用
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