撤退相次ぐ物流エンジ市場に敢えて挑戦した清水建設
- 物流と情報の両エンジニアリング事業を融合 -
物流エンジニアリングは、総合建設各社のエンジニアリング事業において、活発に展開されてきた。しかし最近は、市場が狭隘化したうえに、物流事業者が厳しいコスト競争に晒されているため、総合建設のエンジニアリング事業において十分な利益の確保が難しくなった。
こうした中で物流エンジに傾注してきた各社は戦線を縮小してきた。こんな折、清水建設は今年4月に物流エンジニアリング事業部を発足した。各社が戦線縮小の時期に、なぜ、清水は敢えて参入を果たしたのか。興味はつきない。
(vol.147 2005.11.25号)
重化学工業通信社
ENN編集部