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上海ＳＥＣＣＯ石油化学が今年６月29日、稼動した。年産90万トンのエチレンプラントを核に、10プラントから構成されるコンビナートは言うまでもなく世界最大級。そのコントロールルームは体育館のようにだだっ広い。
コンビナートが最大級なら、それをコントロールする神経系とも言えるプロセス・マネジメント・システムもファウンデーション・フィールドバスとしては世界最大規模になった。
この導入に当たったエマソン・プロセス・マネジメント社は、契約納期を３カ月短縮して完工。その実力を世界に見せつけた。中国市場に熱い視線を送るエマソン・プロセス・マネジメントだが、上海ＳＥＣＣＯの成果を武器に、市場へいっそうの深耕を始めた。
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重化学工業通信社
ＥＮＮ編集部 |